一日一絵

公園に住む猫の健康を願いつつ、重ねる一日一日の記録。

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公園猫  猫捨ての本人に会う。



時間に余裕ができたら、あれもしようこれもやろう、と思いつつ稼いだ日々、
やっとそれが実現した最近ですのに、どれもこれも少しずつしかはかどらず。
メールの送受信ができなくなり、今日はその復旧に半日費やしてしまいました。
疲れた・・・そして時間がもったいなかった。

8月14日。
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左の金網の向こうが公園で、先日緑色のお皿は、そちら側においてありました。
同一人物が置いていったのかは不明です。
どちらでも、すぐ向こうは道路なので、もっとこちら近くにおいてほしい。
なので気がついたら、お皿をこっち側寄りに移動させます。

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寂しそうに見えるあかちゃん。

8月10日。
夕方、シャッターの閉まりかけた隣の会社倉庫群で、
そこの従業員に聞いた話は・・・

「猫はこの敷地内にたくさんおって、子猫も何回も生まれたよ。
キジ猫は知らんけど、黒いのとシャムと、たぶん他にもおる。
隠れる場所はたくさんあるし、俺らも担当部署が違うから正確にはわからん。
従業員のうち一人がエサをやりよって、この前も3匹くらい生まれたから」

隣の公園に捨てたと言うのでした。
7月に突然現れた段ボールと子猫、あれを捨てた本人でした。
「子猫がたくさん生まれてもここは会社だから、置いておけんからね、
それにノミがたくさん出て大変だったから」
「もう猫は保健所に持って行くごとなっとると」
言うことめちゃくちゃ・・・ですがこういう人間は珍しくはありません。
どこから話せばいいかと思いつつ、
「保健所に持って行っても、引き取りませんよ。返されますよ」。

私はこの敷地内で、猫を見かけたことは一度もありません。
ただ、今まで公園に見知らぬ猫が出入りしているため、
通り道か、隠れ場所、中継点にはなっているだろうなと思っていました。
シャム猫は私は見たことが無いけれど、山田さんは見たと言ってました。
そして、昔サビにゃんが手術をする前、何度もおなかが大きくなり、
出産の形跡があっても、一度も子猫を見ない、ということもありました。
たぶんここに生んで、ここの人は何度もどこかに子猫を捨てたのだろうと思いました。

いうまでもなく、捨て猫は犯罪、と法律で禁じられています。
しかし、今ここでそれをふりかざしてもどうにもなりません。
というのも、捨て猫で逮捕された、という事件を聞いたことが無いからです。
以前の私は、
ちゃんと法律があるのに、なぜ適用されないのか。
厳正に処罰してどんどん前例を作るべきではないか、
と主張していましたので、ここでもそうしたかもしれません。
それをしなかったのは、違法だろうが何だろうが捨てる人は捨てるだろう、
そもそも犯罪になるなど考えもしてない上に、
それで実際逮捕されたとかいう事例がないか、あっても極めて稀、
という状況では、
「犯罪なら逮捕してみれ」
と開き直られるのが落ちだ、と考えたからです。
相手を責めれば、その時は気が済むかもしれませんが、
その後の状況が改善しなければ、または更に悪くなるならば逆効果になります。
もし、しわ寄せが山田さんや猫たちに行った時に、
彼らはここから逃げることはできないのです。
猫捨てをやめさせるには、共感してもらい、
捨てるのはやめよう、と自分から心から思わせなくてはなりません。

彼らは問題を抱えています。
その解決方法を提示しないまま、ただ単に
「捨てないでください」というのでは無責任であるし、
相手は聞かないでしょう。

と思いつつも湧き上がる怒り、
「メス猫を一回手術すれば済むんですよ。
私は公園の猫をずっと手術してきましたけど、昔は50匹近くいたのが今は5匹です。
ノミだって、ちゃんとお薬があってそれを使えば退治できるんですよ。
公園の猫はお薬使ってるんで、ノミで困ったことはありません。」

私が子猫を見た時、どんな気持ちだったか、
赤ちゃん猫を育てるのがどれだけ大変か知っているだけに、
育てる決心をするのに、どれだけ葛藤したか、
そして、カラスにつつかれて死んだ子猫がどんな姿だったか。

「それは知っとる、かわいそうな事をした。
犬を飼っとるけん、自分もつらかった」
「死んだ子猫はもっとつらかったですよ。あの子、顔がなくなってましたよ!」
怒鳴ってはいかん、なんとか相手の情緒に訴えなくてはとコントロールしました。
そして、もう捨てないでください、と訴えました。

猫にエサをやってた人も、捨てることに賛成したのか、と尋ねると、
その人は何も知らない、ということでした。
その人も、どんなに心配し悲しんだでしょうか、罪な事をしたものです。
できれば、その人と話をしたいと思いました。
猫の管理や手術の費用など、ここの猫がもっと安心できるように、
その人も堂々と猫の世話ができるようになれれば・・・
しかしまあその人次第ではあります。
と、思いつつ、営業中に会社に入るのは、仕事の邪魔をすることになるので、
なかなか立ち入れずにいます。

うちの公園の猫は地域猫の対象になりませんが、
こうした企業内での猫も、たぶんそうでしょう。
個有の敷地内であるし、従業員はその地域の住人ではないからです。
会社の中で野良猫が繁殖したという話は多いのですが、
地域猫の範疇から完全に抜け落ちています。
したがって、野良猫問題の解決は程遠い、ということです。
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公園猫 猫たちの秘密。



おかあさんがいつ頃いなくなったのか、はっきり思い出すことができません。
7月の私といえば・・・
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この子マフィンを拾ったもので、その子育てと、
直後にまた公園に捨てられたグレーの子猫のゴハン作りと、
その直後に現れた子猫の捜索を、朝と夜の仕事の合間にやっていて、
どれにも多くの時間をかけられませんでした。
山田さんから、
「おかあさんが2・3日戻ってこない」
と聞かされても、ピンチから最も遠い存在のおかあさんのピンチなんて、
想像もしませんでした。

一日のうちに酷暑と豪雨が代わる代わるやってくる妙なお天気で、
またも雨が降り始めた日の午後、
久しぶりにおかあさんが姿を見せたので、
「ほら、やっぱりちゃんと戻ってきた」
濡れたおかあさんのおでこをなでて、
「濡れないところにはいりなさい。
遠くに行っちゃだめだよ。必ず戻らなくちゃだめだよ」
と声をかけ、バタバタとその場を後にしたのです。
それが、最後に見たおかあさんの姿です。
おかあさんはとてもやせていました。

8月3日。
予定していた仕事の日程が完了し、やっと時間の余裕ができたのです。
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この光と影のコントラストの激しさ。
日なたの厳しい暑さ。

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隣のおかあさんもやせて、毛がぱさぱさ。

8月6日。
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久しぶりに見る番長。

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もっと早く、こんな時間がとれればよかった・・・。

8月8日。
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少し前から、誰かゴハンを出してくれています。
とてもありがたいです、ですが・・・

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ハーブがその人を待っている。
すぐ向こうは道路なので、できればもっと入ってきて、
おうちの近くでやってくれるとありがたいのですけど。

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隣のおかあさんと、番長。
その向こうの藪から・・・

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オスの新入りがやってきた。

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警戒する2匹。
山田さんは、
皆この猫からいじめられるので、怖がっている。
先日も、どの猫かはわからないけれど、ものすごい鳴き声が聞こえて、
その後からおかあさんを見なくなった、
だから、この猫とケンカしてやられて帰ってこられないか、
弱ってしまったに違いない、
と、言います。

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「あんた、おかあさんに何したの! ここから出ていって!」
と、つい、この子を追い払いました。
でも濡れ衣だったらかわいそうだし・・・。

8月10日。
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この猫たちは、おかあさんがどうしているのか、きっと知っている。

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若い番長の他は、皆やせて、毛並みも悪い。

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こんな時、抗生物質を出してもらって、ゴハンに混ぜて、元気を取り戻すのだけど。

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おかあさん!
戻ってきたの、心配したよ・・・

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でも、これはあかちゃん。
おかあさんが寝ていたテーブルに寝て、
おかあさんが登った木の遊具に登って・・・
親も兄弟もなくなって、あかちゃんは独りぼっちになった。
おかあさんがどうなったか、きっと知ってる。

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サビにゃん、君も。

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番長も。
猫の世界では、皆知ってるにちがいない。
猫の言葉がわかればいいのに。

この日、公園の隣の会社の敷地に、おかあさんを探しに行ってみました。
今まで、猫を探して何度もここを訪ねましたが、みつかったことはありません。
それに、ここでうちの公園の猫以外を見たことはありません。
ですので、まったく何も期待せずに、ここの人に声をかけました。
その人は、私が全然知らなかった意外な事を話しました。

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公園猫 思い出と悲しみを残して。



私には、消すことができない画像があります。
外付けHDにバックアップはしてあるので、もちろん、パソコン内の画像は、
消してもかまわないのですが、それでもなぜか消せないのです。
ほんの2~3年前の公園の猫たちの写真を見ると、
なんて変わってしまったのだろうか・・・・
消せなくなり、悲しくてたまらなくなります。

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2008年12月の写真。
山田さんが「うちのお宝」と呼んだビビ、
背景にいる、ユニークで愛らしかったマルコ、
一番勝気で、頭がよくて、運動能力も抜群だったおかあさん、
猫を超えた猫、と呼びたい、無くてはならない存在でしたが、
今、皆いなくなってしまいました。

公園の猫たちは、数日間姿を消すことはめずらしくはありません。
周りには藪が茂り、隣の敷地には広大な倉庫群と資材置き場、
園芸店の在庫で根付いた木々がたくましく生い茂り、
猫には絶好の隠れ家で、人間は踏み込むことのできない場所が、
たくさんあるからです。

ですので、山田さんが、あの猫が戻ってこない、と言っても、
数日後には戻ってくることがよくありました。
でも、おかあさんを見なくなって1ヵ月になろうとする今、
やはりこういうしかないでしょう。
おかあさんはいなくなった、と。

元々、私は公園の猫たちに関わりたくありませんでした。
こんなにもたくさんの猫たちに感情移入していては、
自分の心がとてももたない、と思ったからです。

でも、次第に、なしくずしに、
「野良猫の寿命は、だいたい5年以内、別れが近いのは分かっている。
どうせ短い一生なら、過酷な状況を見てみぬふりをするよりは、
少しでも楽しい一分一秒に変えてやろうじゃないか」
と、気持ちは変化していったのです。
ま、おいしいところを先に味わったわけね。

楽しい時間もたくさんありました。
素通りしていたら、見つけられなかったであろう猫たちの姿、
誰にも知られなかった猫の一分一秒の存在を、
残すことができて、自己満足でもよかったです。
だから猫に関わったことを後悔はしていませんが、
今は、ただ悲しくて悲しくてたまりません。
いつかはこんな日が来ると、わかってはいました。
でも、それはもっと遠い、先のことであってほしかったです。

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11月9日 新作出品。
ヤフーオークションに
出品中の作品のご紹介です。
売り上げは、嫌ですが結局猫に
分捕られます。たぶん。

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お話してくれてありがとう

公園猫のご紹介


1 山田おかあさん。
勝気で頭も運動神経も良いスーパーな美猫。
たくさんの子供を産みました。



2 山田あかちゃん。
おかあさんの最後の子供。
幼児体形の女子。



3 隣のおかあさん。
元は隣にあったおうちの飼い猫。
山田おかあさんと同じく、たくさん子供を産みました。
隣の猫たち全部の母では?



4 隣のハーブ。
レモンとはたぶん姉妹。顔半分黒いのでハーブ。
非常に顔立ちの綺麗な猫。超気が強く頭もよい。
2010年、やっとなついてくれました。
★2010年6月、
財団法人どうぶつ基金の助成を受け、
不妊手術を行いました。



5 隣のサビにゃん。隣の(元)おうちの猫。
レモンとハーブとはたぶん姉妹。
子供みたいに小柄であどけないが、何度も出産経験あり。
いつも皆から一歩遅れる。


6 山田番長

2010年10月末、現れた子猫。
ビビについてきたと思われる。
超よわい番長。


・・・・・行方不明になってしまった猫たち。・・・・・

今でも待っています。
優しい人に助けられ守られ、
無事に再会できることを 心から願っています。

山田マルコ。
いつのまにか公園に居ついた、
愛らしいうさぎのような子でしたが、
2010年12月18日、姿を消しました。



山田ビビ。おかあさんの息子。
美しいオスの白猫で、公園になくてはならない
存在でしたが、
2010年10月末、姿を消しました。



隣のダンボ。隣の(元)おうちの猫。
時間がかかったが、とてもなついてくれました。
体格のよい元気なオス猫だったが、
きょうだいの白茶と同じと思われる病状で、
ひどく弱ったところをビビに追われて、
2010年7月末、姿を消しました。

幸坊。
ビビと隣のサビにゃんの子5きょうだいの1匹。
一番元気で体格も良いので公園に戻し、
すくすく 育っていましたが、
2010年2月8日、突然姿を消しました。

橋の猫。
2007年ごろ現れ、しばらく山田さんちに居候の後、
橋の下に居場所を移動。
皆にかわいがられていた人懐こい子。


流れの黒。こわもて。
他所から来て居ついた猫。時々行方不明になりつつ、
ビビとボスの座を争っていました。


隣の青太。隣の(元)おうちの猫。
青い目が印象的なオス。体格は良いが、痩せてきた。
くいしんぼうでびびり。いまだになついてない。
2010年1月8日ごろ、姿を消しました。


隣のレモン。隣の(元)おうちの猫。
顔は怖いが、鳴き声かわいく、ひとなつこい。
レモン色の瞳のサビ猫。
2009年11月中旬ごろ、姿を消しました。

・・・・・・・・・・旅立ってしまった猫たち。・・・・・・・

山田すずまる
2009年12月5日ごろ現れる。
木登りが大好きな小さな男の子で、
何かの感染症のため体調を崩しながら
一生懸命生きましたが、
2010年11月18日AM4:23旅立ちました。



隣の白茶。
ダンボと双子のようにそっくりな、たぶん兄弟。
慢性的な体調の悪化に長く苦しみながら がんばって生きたが、2009,2月12日旅立ちました。



隣の緑。隣の(元)おうちの猫。
猫丸みみたが公園に通うきっかけとなった猫。
慢性的な体調の悪化に長く苦しみながら がんばって生きたが、2008,8月27日旅立ちました。


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