一日一絵

公園に住む猫の健康を願いつつ、重ねる一日一日の記録。

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笑う犬  カノンは生きている。



11月5日。午前中雨、午後から曇りでした。
お出かけできるかなあ~、今日もお散歩できないかな~
と思っていましたが、午後には雨も止み、
カノンをお散歩に連れて行くことができました。

今日も初めてのお店でランチでした。
んん?? 最近外食多い??・・・

先日の動物愛護フェスティバルには、愛犬を連れたたくさんの人が訪れましたが、
そのほとんどが犬種の特定される犬でした。
小さなダックスやトイプードルやチワワを何匹も繋いで歩く人、
これみよがしに豪華なカットを施されたプードル、
飼い犬の巨大さ、珍しさを誇るように歩く人。
捨て犬、捨て猫をやめよう、処分される動物を減らそう、
という団体のブースと、そうした人たちはあまりにミスマッチで、
犬を消費する側と、それをとどめようとする側、
相容れないどうしの奇妙な接触に思えました。

カノンのような雑種は、ほとんど見かけませんでした。
そして、カノンは「雑種ですか? 雑種ですよね」
と、1人の女性から5回くらい聞かれました。
どういう意図かはわかりません。

イベントで技を披露する、立派に訓練された犬を見ると、
私はどうしても、それを受けられなかった犬のことを考えずにいられない人間です。
ここで技を披露する人たち、何がそんなに誇らしいのですか。
自分の犬の能力ですか。自分の飼育レベルですか。
それはなぜ、その犬種でなければならないのですか。

雑種の犬だって、同じ環境で同じ訓練を受ければ、
どれほど立派な犬になれたかわからないのに。
その機会を与えられなかったのは、何ら犬の責任ではないのに。

もちろん、特定の犬種に生まれたのは別に犬の責任でもないし、
そうした血統のある犬であっても、ブリーダー崩壊などで悲惨な目に遭う犬も
いるわけですから、私は犬にむかってどうこう言いたいわけではありません。
そして、特定の犬種が好きで好きでたまらない、という人の気持ちは
どうしようもないですから、それをどうこうは言いません。
ただ、そうした価値観で犬を選別し消費する人が、
多数の犬が死ぬ現状に心の痛みを感じないなら、そのあり方に疑問を感じます。

人間と同じように、カノンにも欠点があります。
よその犬に唸ることもあり、私が見ない間に、
小さい犬に咬みつきかかったこともあったと聞きました。

カノンに吠えかかってくる犬もいました。
血統つきの小型犬や、豪華なカットのプードルでも、
しつけのできていない血統犬は、たくさんいます。
しかし、彼らには許されることが、カノンには許されないのです。
管理センターに行けば、そうした咬み癖のある犬は、多くが処分となります。
一度飼い主に捨てられて処分の危機にあったカノンの咬み癖は、
絶対に直さなければならないのです。


カノンを処分から逃すことは、私1人では無理だったため、
個人や団体、いろいろな方にお力添えをお願いし、そのご協力のおかげで、
カノンの今があります。
しかし、カノンを目の前にしながら、
処分を減らそうという団体でありながら、
ほんの少しの力添えもできない、という人もありました。
断れば、カノンの命は絶たれるとわかっていながら、
助ける手立てを持っていながら、やらないというのでした。

1匹の犬を処分から救ったとしても、問題の解決にはならない。
それよりも皆で協力して、この現状を広く知らせる啓発活動が大切だ、
というのが理由でした。
その時、自称動物好きが何人もいながら、反対する人は1人もいませんでした。
その時点で、関係者にかなりの譲歩を強いていたため、
これ以上迷惑をかけられないと考えた私も、一度はあきらめたのです。
こうしてカノンの命は万事休すとなりました。
それ以降、その団体関係者が、カノンのために指1本動かしたことはありません。
でもまあ、それはもういいです。

啓発活動の成否は、受ける側の受け取り方にかかっています。
現状をいくら知らせたって、見る側が理解しようとしなければ無駄なことです。
そして、実際そういう人が多いから、
いつまでたっても処分も捨て犬捨て猫も減らないのです。

私は、啓発ということは自分では何もせず、
相手に行動をまる投げすることだと思っています。


一匹の犬を助けることは、意味のないことでしょうか。
カノンは、助ける価値のない犬でしょうか。
そうではありません。
全力で走ること、遊ぶこと、わがままを言って叱られること、
風の匂いをかぐこと、絶たれたはずの今という時間をカノンが生きている、
私にとっては一番大事なことです。
あきらめなくて本当によかった。
楽しむだけのイベントや、テレビに映って喜ぶことやこれみよがしの
笑顔なんか、私には何の価値もないこと。

1110030016

カノンが生きているから、私も笑える。

・・・・・・・OrangeGate 猫丸家の出品情報・・・・・・・


20100510605

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

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11月9日 新作出品。
ヤフーオークションに
出品中の作品のご紹介です。
売り上げは、嫌ですが結局猫に
分捕られます。たぶん。

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公園猫のご紹介


1 山田おかあさん。
勝気で頭も運動神経も良いスーパーな美猫。
たくさんの子供を産みました。



2 山田あかちゃん。
おかあさんの最後の子供。
幼児体形の女子。



3 隣のおかあさん。
元は隣にあったおうちの飼い猫。
山田おかあさんと同じく、たくさん子供を産みました。
隣の猫たち全部の母では?



4 隣のハーブ。
レモンとはたぶん姉妹。顔半分黒いのでハーブ。
非常に顔立ちの綺麗な猫。超気が強く頭もよい。
2010年、やっとなついてくれました。
★2010年6月、
財団法人どうぶつ基金の助成を受け、
不妊手術を行いました。



5 隣のサビにゃん。隣の(元)おうちの猫。
レモンとハーブとはたぶん姉妹。
子供みたいに小柄であどけないが、何度も出産経験あり。
いつも皆から一歩遅れる。


6 山田番長

2010年10月末、現れた子猫。
ビビについてきたと思われる。
超よわい番長。


・・・・・行方不明になってしまった猫たち。・・・・・

今でも待っています。
優しい人に助けられ守られ、
無事に再会できることを 心から願っています。

山田マルコ。
いつのまにか公園に居ついた、
愛らしいうさぎのような子でしたが、
2010年12月18日、姿を消しました。



山田ビビ。おかあさんの息子。
美しいオスの白猫で、公園になくてはならない
存在でしたが、
2010年10月末、姿を消しました。



隣のダンボ。隣の(元)おうちの猫。
時間がかかったが、とてもなついてくれました。
体格のよい元気なオス猫だったが、
きょうだいの白茶と同じと思われる病状で、
ひどく弱ったところをビビに追われて、
2010年7月末、姿を消しました。

幸坊。
ビビと隣のサビにゃんの子5きょうだいの1匹。
一番元気で体格も良いので公園に戻し、
すくすく 育っていましたが、
2010年2月8日、突然姿を消しました。

橋の猫。
2007年ごろ現れ、しばらく山田さんちに居候の後、
橋の下に居場所を移動。
皆にかわいがられていた人懐こい子。


流れの黒。こわもて。
他所から来て居ついた猫。時々行方不明になりつつ、
ビビとボスの座を争っていました。


隣の青太。隣の(元)おうちの猫。
青い目が印象的なオス。体格は良いが、痩せてきた。
くいしんぼうでびびり。いまだになついてない。
2010年1月8日ごろ、姿を消しました。


隣のレモン。隣の(元)おうちの猫。
顔は怖いが、鳴き声かわいく、ひとなつこい。
レモン色の瞳のサビ猫。
2009年11月中旬ごろ、姿を消しました。

・・・・・・・・・・旅立ってしまった猫たち。・・・・・・・

山田すずまる
2009年12月5日ごろ現れる。
木登りが大好きな小さな男の子で、
何かの感染症のため体調を崩しながら
一生懸命生きましたが、
2010年11月18日AM4:23旅立ちました。



隣の白茶。
ダンボと双子のようにそっくりな、たぶん兄弟。
慢性的な体調の悪化に長く苦しみながら がんばって生きたが、2009,2月12日旅立ちました。



隣の緑。隣の(元)おうちの猫。
猫丸みみたが公園に通うきっかけとなった猫。
慢性的な体調の悪化に長く苦しみながら がんばって生きたが、2008,8月27日旅立ちました。


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