一日一絵

公園に住む猫の健康を願いつつ、重ねる一日一日の記録。

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12月の公園猫。


悲しい別れのおきた12月の公園から。

12月1日。
早めに手術をしようと決めたダリアちゃん。
おうちの中では山田さんに甘える彼女は、難なくつかまってキャリー行き。
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ダリアちゃん、不安だろうけど、少しの辛抱だからね。

ここにころんころんしているハーブも、
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すましたサビにゃんも、
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皆あなたと同じ手術を受けて、その後ずーっと元気に過ごしているんだよ。

12月2日。
私は連れて行く時間が取れないため、病院に段取りだけを伝えて、
受け取り送迎は全部山田さん(仮名)がやってくれました。

番長は、ダリアがいない間、彼女を探し回り、
戻ってきてからは、キャリー越しに鳴き交わしていたそうです。
帰ってすぐにキャリーから出すと、逃げて隠れるかもしれないので、
しばらくはキャリーに入れたまま、おうちで落ち着くのを待ちました。

私も立ち合って、キャリーを開けると、ダリアは一目散にトイレへ駆けた。
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ああすっきり。

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なんかぷりぷり怒ってる。

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そして済んだら即、おうちに駆け戻った。

病院で聞くと、ダリアはまだ幼く、発情するには未熟な、まだ小さな子宮だったそうです。
それを聞くと、普段は封印している罪悪感を、少しおぼえました。

12月5日。
知らないというのは、幸いなことです。
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私は、この日番長に起きた悲劇を全く知らず、そのために夜を楽しむことができたのです。

12月8日。
地面に溶けこむサビにゃんの色。
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「番長は?」
と、いつものように聞いた私に、山田さんが
「番長は死にました」
と答えた時、始め冗談だと思って、何度も聞き返しました。
山田さんも、番長が死んだのを実際に見たわけでもなく、
それが番長の死体だったと確信できる根拠もなく・・・。

何の前触れもなく、お別れもなく、
突然私たちの前から消えてしまった番長・・・。

「ここに、その死体があったとです」
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と、指差す山田さんと並んで、道端に呆然と立ち尽くすばかりです。
5日の夕方から夜、激しい雨が降っていました。
番長の残したものが、あの日から3日が過ぎた今、地面に残る黒いしみだけだとは。

12月9日。
明るい陽射しが気持ちいいサビにゃん。
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ダリアは少し元気がなく、ハーブにくっついて、ストーブの側から離れないそうです。
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ダリアは何かを知ってるのだろうか。
猫たちは、番長に何が起きたのか、ちゃんと知ってるのだろうか。

山田さんは、番長が消えたあの日の前後から、不思議なことに、
あのこわもての大きな茶トラ猫も、まったく見なくなったというのです。
オス猫だから、連れて行かれたんじゃないか、と・・・意味不明。
公園に残るのは、メスだけになりました。

12月16日。
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おうちから出てきて、つくねんと座るハーブ。
この後、いつも私に駆けよってすりすりするので、写真が撮れません。

この子に関して、山田さんは
「昨夜様子がおかしかった。何か病気じゃないか」
「時々ゲ~ゲ~吐いてる」
と、たびたび知らせてくれていました。
でも、病院に連れて行く時間もお金の余裕もなかったことと、
私が見る時にはいつもこのように普通の状態に見えることから、
頭の隅には、早めに病院で検査しないと・・・と思いつつ、
なかなかそうしてやれない状態が続いていました。

ハーブだけでなく、ここの猫全部外猫ですから、
何かの潜在的な病気は持っていると考えられ、
できれば全員に健康診断とワクチン接種をしてやるのが理想です。
が、なかなかそこまで手が回らず、日々のゴハンと居場所の管理だけで
手一杯なのが現状です。

その結果病状が進み、気がついた時には手の施しようがない・・・
という結果を招くのは、当然の成り行きというしかありません。
これから一ヶ月後、それが現実となることを、
私はまだ知りませんでした。

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サビにゃんは元気に駆け回る。

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山田さんのところにも、サンタさんが時々来てくれてます。

12月22日。
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元気に出てきた猫たち。

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昔、サビにゃんはやせた劣位のメスでした。
衰えた姿など想像もできないほど強く、ボスの座に君臨した、
ビビとおかあさんがいなくなって、
サビにゃんがすっかりたくましくなって生き残るとは、意外なことです。

121222007
ハーブの横には、お外にめったに出なくなった隣のおかあさん。
この頃、某保護団体から、猫たちのゴハンをご支援いただきました。
好き嫌いもなく、うちの猫も公園猫も、バクバク食べてくれてます。
ありがたい~~~~(T_T)(T_T)
おかげさまで安心して年が越せましたあ

12月23日。
三連休です。
保護犬カノンのところにも行かなければならないため、
最近では猫たちとゆっくり過ごす時間がなかなかとれません。
時間を気にしないで、カノンや猫たちと過ごせたらいいのに。
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倉庫の屋根の上のあかちゃん。

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足をふみふみしているのは、山田さんに甘えたいから。

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12月24日。
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心細いダリアは、ハーブの側を離れない。

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元気がなくなり、お部屋にこもりがちの小さなダリア。

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ご支援のカリカリを食べる猫たち。
大掃除の途中なので散らかっていますが、山田さんのおへやは
いつもはもっときちんと片付いております。

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これが、今年撮りおさめの公園猫の姿、ハーブです。
去年の撮りおさめは、おかあさんとあかちゃんだったのを覚えています。
ハーブ、来年もこんな風に、元気に新しい年を迎えよう。

今頃書くのも変ですが、2012年、
見守ってくださった皆様、
遠くから励ましてくださったりご支援してくださったり、
近くで見守ってくださったりご支援してくださった皆様。
ありがとうございました。
来年、皆様にとって幸運の年でありますように。

テーマ:野良猫と地域猫 - ジャンル:ペット

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コメント

今年もよろしくお願いします。

つらいことでしたね、今読んでも涙が出ます。
いなくなった猫たちのことを思い返す時はいつもつらいです。
今年は平穏な公園でありますようにと、心から願っています。

昨日は遠出の買い物にでかけてのんびりな時間を過ごしました。
帰宅してドアをあけた途端、猫たちが外へ飛び出てきましたよ^^;
今年もマイペースでやっていこうと思います、よろしくお願いします。

  • 2013/01/14(月) 19:00:39 |
  • URL |
  • 山猫 #t.yCzdAA
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出品中の作品のご紹介です。
売り上げは、嫌ですが結局猫に
分捕られます。たぶん。

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お話してくれてありがとう

公園猫のご紹介


1 山田おかあさん。
勝気で頭も運動神経も良いスーパーな美猫。
たくさんの子供を産みました。



2 山田あかちゃん。
おかあさんの最後の子供。
幼児体形の女子。



3 隣のおかあさん。
元は隣にあったおうちの飼い猫。
山田おかあさんと同じく、たくさん子供を産みました。
隣の猫たち全部の母では?



4 隣のハーブ。
レモンとはたぶん姉妹。顔半分黒いのでハーブ。
非常に顔立ちの綺麗な猫。超気が強く頭もよい。
2010年、やっとなついてくれました。
★2010年6月、
財団法人どうぶつ基金の助成を受け、
不妊手術を行いました。



5 隣のサビにゃん。隣の(元)おうちの猫。
レモンとハーブとはたぶん姉妹。
子供みたいに小柄であどけないが、何度も出産経験あり。
いつも皆から一歩遅れる。


6 山田番長

2010年10月末、現れた子猫。
ビビについてきたと思われる。
超よわい番長。


・・・・・行方不明になってしまった猫たち。・・・・・

今でも待っています。
優しい人に助けられ守られ、
無事に再会できることを 心から願っています。

山田マルコ。
いつのまにか公園に居ついた、
愛らしいうさぎのような子でしたが、
2010年12月18日、姿を消しました。



山田ビビ。おかあさんの息子。
美しいオスの白猫で、公園になくてはならない
存在でしたが、
2010年10月末、姿を消しました。



隣のダンボ。隣の(元)おうちの猫。
時間がかかったが、とてもなついてくれました。
体格のよい元気なオス猫だったが、
きょうだいの白茶と同じと思われる病状で、
ひどく弱ったところをビビに追われて、
2010年7月末、姿を消しました。

幸坊。
ビビと隣のサビにゃんの子5きょうだいの1匹。
一番元気で体格も良いので公園に戻し、
すくすく 育っていましたが、
2010年2月8日、突然姿を消しました。

橋の猫。
2007年ごろ現れ、しばらく山田さんちに居候の後、
橋の下に居場所を移動。
皆にかわいがられていた人懐こい子。


流れの黒。こわもて。
他所から来て居ついた猫。時々行方不明になりつつ、
ビビとボスの座を争っていました。


隣の青太。隣の(元)おうちの猫。
青い目が印象的なオス。体格は良いが、痩せてきた。
くいしんぼうでびびり。いまだになついてない。
2010年1月8日ごろ、姿を消しました。


隣のレモン。隣の(元)おうちの猫。
顔は怖いが、鳴き声かわいく、ひとなつこい。
レモン色の瞳のサビ猫。
2009年11月中旬ごろ、姿を消しました。

・・・・・・・・・・旅立ってしまった猫たち。・・・・・・・

山田すずまる
2009年12月5日ごろ現れる。
木登りが大好きな小さな男の子で、
何かの感染症のため体調を崩しながら
一生懸命生きましたが、
2010年11月18日AM4:23旅立ちました。



隣の白茶。
ダンボと双子のようにそっくりな、たぶん兄弟。
慢性的な体調の悪化に長く苦しみながら がんばって生きたが、2009,2月12日旅立ちました。



隣の緑。隣の(元)おうちの猫。
猫丸みみたが公園に通うきっかけとなった猫。
慢性的な体調の悪化に長く苦しみながら がんばって生きたが、2008,8月27日旅立ちました。


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